動物保健衛生学研究室
Laboratory of Animal Health and Hygiene

法律のページ

人間の生活、暮らしも法律が深く関わっています。
動物の生活、暮らしも同じことです。人間が作った法律で規定されています。
動物に関しては、10人の人がいれば10人それぞれの考え方がありますから、
何が動物にとっての最適な生活であるのかは、人それぞれに異なると思います。
それは、その人の文化的背景や、これまでの教育や、個人的な経験など、
いろいろなことが影響しているからであって、
だから統一されたひとつの合意にまとめるのはとても難しいことだと思われます。
そのような中で、法律はひとつの共通の取り決めとなるものですから、
動物の生活、暮らしについての判断の根拠としては非常に有用なツールであると考えます。

日常生活で、仕事の上で、動物の飼養や取り扱いについて、
近隣の住人や、仕事の同僚や取引先と意見や見解の相違があった場合に、
自分の考えをしっかりと持っておくためにも役に立つ面が多いと思うのです。

動物の分類のところで、まず最初に「人間の飼養下にある動物」と「人間の飼養下にない動物」に分けました。
これは、動物の生活に関連する法律に深く関わっています。
このため、動物の生活に関連する法律についても、「人間の飼養下にある動物」と「人間の飼養下にない動物」に分けて、整理していきたいと思います。
それからもうひとつ、
動物の生活には、動物の住み処が関わっています。動物の住み処は、特に「人間の飼養下にない動物」の場合には自然の中になります。
ですので、自然環境に関する法律も、目にする機会が多いですし、知識が必要な場面も少なくありません。
このことから、自然環境に関連する法律についても、整理をしていきたいと思います。

→　人間の飼養下にある動物の生活に関連する法律へ

→　人間の飼養下にない動物（野生動物）の生活に関連する法律へ

→　自然環境に関連する法律へ