人間の管理下にある動物の生活に関連する法律

参考図書にも挙げていますが、青木人志先生の著作「日本の動物法」（東京大学出版会）では、
動物に関連する法律は、以下のように分類して、解説がなされています。

人と動物の関係からみた動物法

　人が動物をまもる　　動物愛護管理法

　人を動物からまもる　　家畜伝染病予防法
　　　　　　　　　　　牛海綿状脳症対策特別措置法
　　　　　　　　　　　狂犬病予防法

　人と動物が住む生態系をまもる　　外来生物法

　人が動物をつかう　　身体障害者補助犬法



　　　　　　

また、ホームページ中では、以下の法律も登場しました。

　家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律 （家畜排せつ物法）
　食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律（食品リサイクル法）
　鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律（鳥獣保護法）


法律を所管する省庁も、法律によって異なっています。
動物に関連する法律だからといって、一つの省庁が全てを所管しているわけではありません。
農林水産省、環境省、厚生労働省のいずれかになると思います。
上に登場した８つの法律について、所管する省庁を以下に表にまとめてみました。