衛生　(wikipediaの記述をもとにしてまとめています）

　衛生は、「生」を「まもる」ことから、「健康を守る」こと、転じて「健康の増進」を意味する。
　今日では、単に「清潔」のみを意味する場合も多い。　また、社会医学の一分野として、衛生学、保健衛生学と称されることもある。


　19世紀のヨーロッパで、産業革命後の都市化による住環境の悪化などによる伝染病（感染症）の蔓延などに対応する中で生まれてきた概念。

　衛生についての学術体系は「衛生学」としてまとめられる。　その範囲、手法については多岐にわたり、また境界が曖昧であるが、健康に影響を及ぼす様々なリスクを同定し、予防活動に結び付ける学問であるといえる。　公衆衛生との区別は明らかではない。


　人間についての「衛生」とは、感染症の予防対策を発端として始まり、その後、広く多岐にわたって発達してきたと言えるようです。　
　“公衆衛生との区別は明らかではない”と記述されていますが、公衆衛生は人間の社会保障の４つの柱の中の１つとして、「保健（公衆衛生）」として挙げられていました（保健のページ参照）。　このことから考えると、「保健」と「衛生」とはオーバーラップする部分が多いことになるでしょうか。
　「保健」と「衛生」という言葉はよく似ていて、両者をを区別してその定義を考えることは難しいようです。